東電系計器メーカーと東芝、新会社を設立

東京電力のグループ企業の一つである東光電気と東芝とが、計器事業を統合し新会社を設立させることを発表しました。東光電気は計器事業の他にも環境ソリューション事業を手掛けており、一方、東芝のほうも東芝テクノメータ(株)が電力量計や省エネ支援シス…

電中研の考えるスマートグリッド(2)

先週「TIPSの規格が世界規格と異なったものになるのでは」と書きこみましたが、少し調べたところ、そのような事態はやはり起こらないようだろうと思われます。国際電気標準会議(IEC)がスマートグリッド規格化を議論するための戦略グループを立ち上げた…

電中研の考えるスマートグリッド

電中研のシステム技術研究所で研究されているTIPS(次世代グリッド技術)の紹介動画を見ますと、やはり日本は日本独自のスマートグリッドを取り入れていくように思われます。 (2009年3月にupされていたようですが、これまで知りませんでした。)気になるの…

スマートグリッドのさらに先のもの

次世代電力網である「スマートグリッド」よりもさらに先を行く構想があるそうです。 「スマートエネルギーネットワーク」と呼ばれ、 電気だけでなく、水や蒸気、熱を含めたエネルギー供給システムの構築が研究されています。複数の地域の冷暖房をネットワー…

EV用二次電池の課題

EV車が大幅に普及した将来において、EV車を使用していないときは蓄電池として家庭の電力供給に 利用しようというアイデアがあります。スマートグリッドによってコントロールされる 対象の一つであると思い少し調べたのですが、①日立や東芝の開発しているリチ…

グーグルがスマートメーター分野に参入

グーグルが「Google PowerMeter」というウェブサービスの試作版を発表しました。 このサービスを通じてスマートグリッドソフトウェア事業に参入します。この技術によってユーザーがリアルタイムでエネルギー消費量を確認できるようになります。(「Google Po…

太陽光発電能力の限界

「スマートグリッド」導入の背景の一つとして、太陽光発電に代表される分散型電源の 大規模な増加あげられます。東京都は「2016年までに100万kWの太陽エネルギー利用」を達成することを 目標に掲げています。100万kWといえば原発1基分の発電能力に匹敵…

送電ロスを半分に。

スマートグリッド(次世代電力網)の目玉となる技術として、 スマートメータと並んで注目されているのが、HTSケーブル (高温超伝導ケーブル)です。 住友電工が開発を続けていた技術で、送電ロスを従来の 銅線送電ケーブルの半分にすることが可能となります…

米消費者のスマートグリッドへの反発

日経エコロジー6月号にスマートグリッド(以下SG)に関する記事が組まれていました。次世代電力網の目玉であるSGと、それに伴う変動価格制の導入に全米各地の消費者グループが懸念を示しているといいます。理由 1 変動電力会社が変動価格制により電機料金…